なんと昨年に引き続き、連続、日本漆喰協会作品賞に
選ばれました。
(昨年の日本漆喰協会作品賞受賞記事はこちらから)

mrt宮崎放送開局60周年記念TVスタジオが受賞
光栄な事に施工者(応募者)として表彰して頂けるそうです。
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スタジオの都合上3日間の突貫工事で最終日の夜中、
職人さん達と局の方が記念撮影をして頂いた写真です。

今回の作品賞の中に姫路城(白鷺城)や東京駅丸もノミネート
されていて、歴史建造物のなかにmrtのスタジオも(笑)!

正直、うれしいです。ありがとうございました。

受賞作品ならびに受賞者については日本漆喰協会の報道機関へのプレスリリースを確認ください。
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報道機関へのプレスリリース抜粋
本賞は、国内の漆喰やドロマイトプラスターを使用して創作された作品の中から日本の伝統的な不燃建築仕上げ材である漆喰の普及、技術の向上を図り、安全で環境と人に優しい漆喰工法による建築文化を後世に継承して行くための一助となること、併せて漆喰関連業界の発展に寄与することを目的とし、社会的、文化的見地から特に優秀と認められる漆喰を使用した作品の表彰を平成18年より毎年行っているもので、今回で第10回となるそうです。

ここに応募理由とコンセプトを書き留めておきます。

■応募理由

弊社では家づくりにおいて『特級 眞白壁(漆喰)』を使わせて頂き、当初は内装だけでしたが最近では外壁の需要も増えてきた現状です。
年配の左官屋さんも、海藻糊の匂いに「昔はこの匂いがするのが普通だった。」と言われる状況の中、若い職人さんも喜んで仕事をしていただいています。そんな後進の為にも、漆喰を宮崎でもしっかりした施工が継続して出来る様になる為に第10回作品賞に応募させていただきました。よろしくお願いします。

■作品のコンセプト

無垢材と漆喰を使い自然素材で造り上げた世界初のTVスタジオセット

宮崎を代表する建築材料の飫肥杉は日本一の生産量を 誇っています。
その宮崎に近年襲った災害(口蹄疫・鳥インフルエンザ)の殺菌で多く使われていた大分(津久見)の消石灰、その材料を基にする漆喰で毎日TVで流れる番組のスタジオを開局60周年記念事業として作りました。
時を同じく陸の孤島といわれる宮崎がやっと東九州道として大分につながる高速道路開通もこのスタジオセットの意義を重ねて放送できお祝いできていると感じます。
番組をつくっているスタジオではありますが漆喰をぬり調湿(カビ対策)・消臭効果で匂いもすくなく、木の温もりを感じながら心地よく過ごせます。漆喰でしか継ぎ目のない壁を表現できないような、ニッチを多用しました。また、木材はすべて飫肥杉を用いて、室内に落ち着いた風格を加えました。

 

いずれにしても、賞に恥じない仕事を今後もしていきます。
今月末に仙台で行われる表彰式に参加予定です。
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宮崎から宮城に・・・よく間違われる県名ですが。