本年度、リノベーション中古住宅のインスペクション(住宅診断)を行い既存住宅売買瑕疵保険に加入した物件が粋の家だけでも3件目になりました。

近年、住宅選びの選択肢として、既存住宅にも注目が高まっています。
既存住宅であれば、購入額に改修費用を加えても新築より低コストで済むことも多く、魅力ある選択肢の一つです。それでも購入者にとっては既存住宅の購入には不安がつきものだと思います。

インスペクションとは?一定の建物検査を受けた建物
既存住宅売買瑕疵保険とは?は引渡しを受けた後で、既存住宅の保険の対象となる部分に欠陥が見つかった場合、例えば構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分などの瑕疵(欠陥)による不具合、その欠陥を補修するためにかかった費用をお支払いする保険です。

粋の家でも宮崎市の物件で引渡し後に微量ですが水漏れの疑いが買主があるというので慌てて水道屋さんと点検補修を兼ねて探したところ半日をかけて点検しても見つからず最終的には家の中ではなくお庭の散水栓の根元から水道管が破れ微量の水が漏れていました。
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もちろん既存住宅売買瑕疵保険に加入していたので売主、買主共に嫌な思い(工事代金の負担なく)をせず補修工事ができました。
しかもこれにより、既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書があれば、本来住宅ローン減税や登録免許税の軽減措置の適用を受けることができない「築年数が20年を超える木造住宅」や「築年数25年超の耐火住宅」についても、これらの優遇税制の適用を受ける場合に活用することができます。

■2018年に施行される予定の改正宅地建物取引業法に向けインスペクションが重要となる中、中古住宅の売買にはニーズが高まる保険であるのと、どのような内容なのか(保険期間や保険金の上限額)、保証範囲はどこまでか、保険加入における費用負担はどうなるのかなど、しっかりと御説明を粋の家でもしてまいります。