家屋を下取りして解体費用を原則ゼロにする制度を本格導入!
宮崎県:経営革新計画を承認
■今回どういったことをされるのですか?
□内容は木造住宅を建替える際に家屋を下取りして解体費用を原則ゼロにする制度を試験導入しました。
■具体的な内容おしえてください?
□今までにお世話になった愛着のある住宅を解体する際に使用されていた木材を可能な限り玄関框やカウンター等の木材として新しい家に再利用出来るように努めるほか資材に出来ない木材については燃料用に加工する取り組みです。
■どういったメリットがありますか?
□およそ床面積約130㎡約39坪の木造住宅を下取りした場合150万円~160万円程度かかる解体費用と建築費の1部がまかなえる計算です。
■本格導入という事で期間や条件などありますか?
□期間は2010年内にお話しを頂いた方で2世帯住宅、もしくは古民家再生のご計画方
2世帯住宅や古民家再生じゃないんだけどと言われる方もまずは御連絡してみてください。
■なんでこう言った事を考えられたんですか?
□今まで建替えをさせて頂いたお客様の中に「家が新しくなるのはうれしいけど・・」と言われながら泣いておられる方も結構いらっしゃいました。そういった方の思いをくんで考えたことと、この取り組みは地球にやさしいECOにつながると確信しています。
『粋の家』2世帯住宅または古民家再生応援プロジェクト
昭和の住宅ブームから早40年。建て替えを検討する方が、宮崎でも増えています。でもネックになるのが、やはり費用。 そこへ朗報とも言えるこの話題、その全容とは・・・・・?
九州初!本格導入中!!
「古い家を取り壊すとき、涙を流すお客様を多く見てきました。 長年住んだ家への思い入れを汲むことはできないかと思って」 このプロジェクトの発端についてこう語るのは、宮崎の住宅メーカー 「粋の家」代表の重面精一さんです。
木造住宅の解体費用がタダ! その秘密は、解体住宅の木材を、 資材や燃料にリサイクルするシステムにあります。 「解体家屋の木材を、できるだけ新しい家の資材として活用します。 もちろん骨組みなどにではなく、化粧材などにです。資材にできない木材は、 燃料に。元の家の木材を、活用できる資材として下取りするというわけ なんです」と重面さん。
一般的に、延べ床面積130㎡(39坪)の木造住宅を解体すると、 150~160万円の解体費用がかかります。このプロジェクトなら、 それがゼロになるだけでなく、建設費の一部までまかなえて しまうという・・・!いままでになかったのが不思議に思える、 期待の新事業です。
「愛着のある住み慣れた家を、新しい家にも活かしてあげたい・・・ この試みは、資源をムダにしない、地球にやさしい家づくりの試みでも あるんですね」
まずは2010年内のみの本格導入として、二世帯住宅もしくは古民家再生を計画する方の 応援プロジェクトに位置づけたいと重面さん。